2013年10月14日月曜日

【書評】儲かる会議

■所感
アイリスオーヤマの事例。商品開発から、売場デザイン、販促キャンペーン、納入価格まで社長決裁。スピード経営の姿。
社長がいなくなったらこの会社大丈夫かなと思ったが、この決裁を密室ではなく会議体でやっているのがミソかもしれない。
決裁する場に幹部を同席させることで、社長の思いや思考回路を伝達する場にもなっているようだ。
人はどうしても楽な方向に行きがち。すぐに動いてもらうには、人を追い込む場としても会議は有効かも。

■今日の赤ペンチェック
・決断こそが、経営者の一番の役目だ

・情報共有さえしっかりしていれば、企業戦略の根幹にかかわる買収などの案件でない限り、誰がジャッジしても結論はさほど変わらない。私はその公開情報に基づき「これが最も合理的だ」と思う判断をしているだけ。決裁の理由や疑問点も必ず話をする。

・私が会議で最もよく口にするのが、「ユーザーイン」の視点です。「最終消費者にとって本当に買いたい、使いたい商品かどうか考えろ」

・会議の唯一の目的は収益につなげること。会議で何を決めようが、行動しなければ1円にもならない。(内野 内野社長)

■明日から具体的にやること
・会議の目的をしぼり、内容にふさわしい名前をつける
・その場で「誰がいつまでに何をするか」を決める(IBMもやっている)

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