2013年10月9日水曜日

【書評】また一歩、お客さまのニーズに近づく

■所感
・いかに現場の人に動いてもらうか。その難しさと経営における大切さを理解している方だと感じた。

・書いてあることは、当たり前に思うことがほとんど。ただ、これをやり切るかどうかが肝心。小売課に配属されたら、改めて読み直したい。

■今日の赤ペンチェック
・すぐに実行すること、成果の上がることに集中することは経営の重要なポイントです。

・コストとは、お客様に満足していただくための、人的・物的活動にかかる費用である。
・お客様が必要のないコストは徹底的に削減すべきです。

・現場で起こっている問題点を一つ一つ具体的に、地道に解決していくしか、小売業で売上・利益を上げる方法はないのです。

・作る人が売ることを考え、売る人が作ることを考える(ユニクロ)

・マネジメント・レベルとは、経営幹部や上司が言ったことが現場の売場でどれほど行動に移されているか。(中略)とにかくマネジメントを強化することが先決です。

・基本は「売れ筋商品を売り込む」こと。何が売れているか、何が売れていないかを把握するのが基本中の基本。売れている商品のフェースを拡大し、店頭在庫を増やす。お客様の目にとまりやすい位置に陳列する。売れ筋商品に絞って単品管理をする。死に筋商品であれば早く処分する。その結果、お客様のニーズに合った売場になる。

・小売業の商品開発は、お客様のニーズを把握し、それに合わせて商品を企画し、生産し、物流し、在庫管理を行い、売場で売り込む方法を考え、売ってみた結果を確認し、必要なら修正を行い、売り切ることまでが含まれます。

■明日から具体的にやること
・日常雑貨屋調査、まずは良品計画

■総評
★★★★☆

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