2013年10月29日火曜日

【日記】上野放浪記

◼︎所感
国立西洋美術館にミケランジェロ展を観に行った。ミケランジェロは何を本職にしていた人なのか分からないまま行ったのだが、画家であり、彫刻士であり、建築家であり、とても多才な人だとわかった。
展示物には、甥の子供が産まれたことを喜び、差し入れに対して感謝する手紙もあり、人間らしさを感じられるものもあった。謎の神格化された人ではなく、一人の苦悩する人間であると、身近に感じた。
80を過ぎても本物を追究する生き方。大聖堂の絵は4年の歳月をかけて書いた。一人ひとりが躍動感を持って、色んな表情をしている人間。自画像といわれる人間の皮のような、何ともいえない脱力感が、この絵に対して命をかけて描いた思いが伝わってくるような気がした。命を掛けた仕事を自分はできているだろうか。と考えながら、本郷に向かって歩いた。
写真は上野にあった、インド料理屋。キッチン上野。調子に乗って、ナンを2枚も食べて死にそうになった。。


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