2013年10月24日木曜日

【書評】船井幸雄の人財塾

◼︎所感
人の育成方針は、コンサルタントのクライアントとの付き合い方にも通じる話だということを学んだ。

短所は長所の別の姿。昨日観たウィキッドの物事を別の角度から見るのと同じ。

◼︎今日の赤ペンチェック
・船井流の人材育成法
第一段階は「プラス勘定の人間にする」
第二段階は「人間性を高める」
第三段階は「独自固有の長所を伸ばして天才にする」

・プラス勘定の人間にするには、躾だけして、あとは好きなことを自由にやらせればよい

・躾の5項目
①約束を守る  →できない約束はしない
②自主的にやる → 他人のせいにしない
③逃げない
④自慢しない、いばらない
⑤人の足を引っ張らない

・「もらい好き」ではなく「与え好き」の人間になれば、その人の人間性は自然にたかまっていく

・吉田松陰の人財育成法の特徴を一言でいえば、「長所を伸ばす」ということです

・プラスに考えるくせづけをするためには、「世の中で起こることは、すべて必要、必然なんだ。偶然というものは一つとして存在していない」と考える(中略)あるがままにいったん受け入れる

・お金でも、人でも、情報でも、強い愛情をもち、大事にしてくれるところに集まってくる

・あなたが人財を目指すなら、ツキのある人、運のよい人を見つけてモデルとし、いい点を探してそれを認め、学び、まねることです。

・教育にはエデュカーレ、引っ張り出すという意味があります。その人のもつ独自固有の長所を引き出し、やる気を起こさせることなのです。

・途中でやめてしまったら、たとえどんな大きな才能があっても大成することはない。才能のあるなしは、とことんやりつづけてみなければわからない。

◼︎明日から具体的にやること
・お客様に言ってもやってもらえないことは言わない
・目に見える業績向上部分を指摘する
・お客様がやりたいようにやってもらう
・コンサルタントの道を途中でやめない


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