2013年9月1日日曜日

【書評】スターバックス再生物語

■所感
・原点を忘れた会社に未来はない
・スターバックスの創業者ですら、苦悩したり、色んな失敗をしたりしている
・店長会議など定量的に効果を図れないものへの投資の大切さがわかる
・スターバックスが好きになった

■今日の赤ペンチェック
・スターバックスがコーヒーやエスプレッソベースの飲み物を作り出したわけではない。しかし、多くの人をコーヒーの虜にしたといっていいだろう。それが、商人の仕事である。商人は、ありふれたものに感情と意味を吹き込み、その物語を何度も何度も語るものだ。ときには言葉を使わずに。

・商人であるということの中心には、感覚的な、感情的な絆をつくって、物語を伝えたいという気持ちがある

・企業が大きくなったからといって、成功を持続できるとは限らない。わたしを魅了した大きな数-四万店舗-は大切なことではないのだ。唯一大切な数字は"一"である。一杯のコーヒー、一人のパートナー、一人のお客様、一つの体験。私たちは一番大切なものに戻らなければならない。

・成長は戦略ではない。戦術である。規律のない成長を戦略としたために、スターバックスは道を失ってしまった。

・効率とロマンチックさをどう両立させるのか。両極端なもののバランスをとることで、スターバックスは他のブランドと一線を画してきた。
一度として、人間性と収益性のバランスを保ち、社会的良心に基づいて株主たちに価値を提供するのをあきらめたことはない

■明日から具体的にやること
・リーン方式を学ぶ

■総評
★★★★☆

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