2013年11月16日土曜日

【日記】井の頭放浪記

東京を離れる前に行きたかった所。
大学生の時に過ごした井の頭線エリア。
2013年11月15日、追体験をした。

スタートは渋谷。駒場まで歩く。
松濤のなだらかな坂とこじんまりとしたお店。ここが渋谷とは思えない、ゆったりと流れる時間。

裏門からキャンパスに入る。学生会館がなくなっていた。フルート同好会の部室があった建物もなくなっていた。

昼ごはんは太田屋のキチンカツ弁当をと思い、駒下へ歩く。シャッターが閉まっていた。

駅の案内板もきれいになっていた。



下北沢で降りる。大学4年から3年間住んだ街。小田急線が地下に潜ってから、駅前がすっかり変わっていた。

変わっていないものだけ、写真に撮ってみる。

おじやを食べられるおじゃんカフェ。


前に住んでいた家。


味噌パンで有名なアンゼリカ。


DORAMA。よく古本を買ってたな。熱帯魚の本とかジャズの本とか。今はゲーム屋さんになっていた。


たった9年で街はこんなに変わるんだ。
自分も変わったのかな…あれから。

次は吉祥寺。一番前の車両で見慣れた景色を見る。



永福町で急行に乗り換え。フォームしかなかった永福町の駅に駅舎ができていた。大勝軒、まだあるのかなあ。




遅い昼ごはんはぶぶかのラーメンと決めていた。行ってみたら…




北口に移転していた。

すっかりきれいな店に変わっていた。ガラガラの店内。何か違和感を感じつつ、油そばを注文。


味が変わったのか、自分の味覚が変わったのか。大学生のときは好きだったんだけど、油がきつい。うまくない。

油がお腹に溜まる恐怖を感じながら、井の頭公園へ。すっかり紅葉していた。



落ち葉遊んでいる子供とお母さんがいた。奈良にもこんな公園が近くにあるといいな。

初めて行ったスタバもなくなっていた。東急裏のスタバに行く。混んでいて入れなかった。


最中を買って帰る。おばちゃんが並んでいた。人気店みたい。

全てのものは変わる。

行かなきゃよかったという思いと、行って見てすっきりしたという思いの葛藤。

寂しい気持ちに包まれた一日でした。

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