2013年8月25日日曜日

【書評】次から次と成功する起業相談所

■所感
・自分のコンサルティングスタイルは欠点や短所を指摘することが多かったと気づいた。欠点や短所の解消だけでは、マイナスからゼロ止まり。さらに、お客様のやる気は高められない、元気にできない。

・人でも会社でも、良いところを見いだして伸ばすことが大切なんだ。マイナス点ばかり指摘してこれから挑戦しようという人のやる気の芽をつんでしまうような存在だけにはなりたくない。

・小出氏は、県や国が行っている公的支援制度の使い方が上手い。単なる補助金ではなく、ブランド力アップ、販路拡大、連携業者とのマッチングで活用している。

■今日の赤ペンチェック
・どんな人、事業、会社にもセールスポイントがある。

・それぞれの地域が、自分たちの暮らす町にある文化や資源をもう一度見直す

・百人いれば百通りの光るものがあり、それが唯一無二のブランドになる。

・オンリーワンのセールスポイントは最終的な製品やそれを生み出す技術力などに限られるものではなく、共感や感動、笑いなど、感情を揺さぶられるドラマがある人は、それが唯一無二のセールスポイントとなるのだ。

・自社の強みを経営者自身が自覚すると、ビジネスは必ずよい方向に動き出す

・地域活性を支援する側に求められるのは、その地域の人たちに「やれば何かが変わる」と気づかせ、しかも結果をだし続けることだ。

・どんな案件でも、相談者と同じ目線に立っていっしょに考える、一緒に行動する

・支援者は批評家であってはならない

■明日から具体的にやること
・ビジネスセンスを鍛えるために、日々「なぜ、どうして」「自分だったらどうだろう」と考える。

■総合
★★★★☆

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