大学生の時に過ごした井の頭線エリア。
2013年11月15日、追体験をした。
スタートは渋谷。駒場まで歩く。
松濤のなだらかな坂とこじんまりとしたお店。ここが渋谷とは思えない、ゆったりと流れる時間。
裏門からキャンパスに入る。学生会館がなくなっていた。フルート同好会の部室があった建物もなくなっていた。
昼ごはんは太田屋のキチンカツ弁当をと思い、駒下へ歩く。シャッターが閉まっていた。
駅の案内板もきれいになっていた。
下北沢で降りる。大学4年から3年間住んだ街。小田急線が地下に潜ってから、駅前がすっかり変わっていた。
変わっていないものだけ、写真に撮ってみる。
おじやを食べられるおじゃんカフェ。
前に住んでいた家。
味噌パンで有名なアンゼリカ。
DORAMA。よく古本を買ってたな。熱帯魚の本とかジャズの本とか。今はゲーム屋さんになっていた。
たった9年で街はこんなに変わるんだ。
自分も変わったのかな…あれから。
次は吉祥寺。一番前の車両で見慣れた景色を見る。
永福町で急行に乗り換え。フォームしかなかった永福町の駅に駅舎ができていた。大勝軒、まだあるのかなあ。
遅い昼ごはんはぶぶかのラーメンと決めていた。行ってみたら…
北口に移転していた。
すっかりきれいな店に変わっていた。ガラガラの店内。何か違和感を感じつつ、油そばを注文。
味が変わったのか、自分の味覚が変わったのか。大学生のときは好きだったんだけど、油がきつい。うまくない。
油がお腹に溜まる恐怖を感じながら、井の頭公園へ。すっかり紅葉していた。
落ち葉遊んでいる子供とお母さんがいた。奈良にもこんな公園が近くにあるといいな。
最中を買って帰る。おばちゃんが並んでいた。人気店みたい。
全てのものは変わる。
行かなきゃよかったという思いと、行って見てすっきりしたという思いの葛藤。
寂しい気持ちに包まれた一日でした。
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